りっちぃの音楽ざんまい---------------◆ りっちぃの音楽ノート ◆
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あっ、みつかっちゃった。これからもよろしくm(__)m

EUROPE LIVE IN OSAKA
前置きです。。


EUROPEのライヴから3日。
今日はたまたまお休みで、FMラジオを聞いていたら、 ジョーイのインタビューが流れ、急ぎMDに録音したのですが、、見事失敗!!

悲しすぎます。。そんな、悲しみを拭い去るように先日のライヴレポを書き上げようと 一念発起(?)しました。

↑結局このショックがレポを書き起こす「きっかけ」になりました、ハハハ。

それでは、皆さま。ライヴに行った人も行かなかった人もお暇だったら、読んでやってくださいまし。

※ラジオインタビューにレポでも触れていますが、録音に失敗したインタビューのことです。

ON AIRデータ
ラジオ局:FM COCOLO
プログラム:RADIO CITY
日時:2007/4/23 18:15〜18:40

2007/4/23

EUROPE LIVE IN OSAKA

@大阪厚生年金会館 2007/4/20 FRI

午後7時15分。「イチ、ニー、サン、シ」、日本語のカウントでライヴは始まった。
1曲目は東京、名古屋公演と同じ、"LOVE IS NOT THE ENEMY"。
ニューアルバムからの「ヘヴィーな」ナンバーで、後日放送されたラジオのインタビューでジョーイが「ニューアルバムで一番好きな曲」
と言い切ったナンバー。だから一曲目に演奏するのだとか。

この曲では、コーラスパートで拡声器を持ち出すジョーイ。ライヴで拡声器を見たのは、ブライズ・オブ・デストラクション以来(!)だ。
メンバーの演奏は充実しているが、なんとなくジョーイ・テンペスト(vo:以下ジョーイ)の声が出ていないような。。

続いて演奏されたのは、これもニューアルバムからの"ALWAYS THE PRETENDERS"。この曲でもやっぱり拡声器を持ち出してきてコーラスパートを盛り上げる?ジョーイジョン・ノーラム(g:以下ジョン・N,ノーラム)と並んでリズムギターを弾くシーンも見られた。

2曲終わって、「オオサカ、ゲンキデスカ?タァノシンデクダサイ」とジョーイが
ご挨拶。相変わらず日本語も上手だ。

照明が落ち、暗闇の中ミック・ミカエリ(key:以下ミック)の姿が浮かびあがり、"SUPERSTITIOUS"が演奏された。
この曲ではジョーイが右に左によく動いてくれる。
曲中、ジョーイがスタッフとこっそりマイクを交換していた。
すると、俄然ジョーイの声がクリアに聴こえよい感じになった。
良かったね、ジョーイ(と私たち)

"SEVEN DOORS HOTEL"のイントロが始まると、ジョーイは体の正面で白いマイクスタンドを車輪のように大きく旋回するアクションをみせる。
気合も十分だ。
後日放送されたラジオインタビューで、ジョーイが「EUROPEの曲の中で一番好き」といっていたのも良く分かる。ライヴでは必ず演奏されるナンバーだ。
「♪ウォーオーオーオーオー…」のコーラスでは、ジョーイは腕を下から上に、まるでボールを手に持って上に掲げるような、持ち上げるようなアクションを見せる。 この姿は前回の来日公演でも見たなぁ、と思い出しなんだか嬉しくなる。曲のラストでもイントロ時と同じように白いマイクスタンドをぐるぐる旋回させていた。

曲が終わり、ミネラルウォーターを口にする、ジョーイとメンバー。今日は乾燥しているのかな?
※ライヴ中、何度かミネラルウォーターを飲んでいたメンバー達だった。

ニューアルバムで一番好きな曲、と紹介されたのは、"LET THE CHILDREN PLAY"。
歌い終わったジョーイは「何処から来てるんだい?」と何故か観客に尋ねる。観客も「USA」だとか、「トウキョウ」とか口々に答えている。
そこで、ジョーイ「君達は日本から来ているんだろう?」と。

"THE GATEWAY PLAN"が演奏された後、ジョーイの掛け声で、ベースのジョン・レヴィン(以下ジョン・L)のソロタイム。
ベース・ソロなんて珍しいと、しっかり聴いてみた。ジョン・Lは右上からの一本のスポットライトを浴びている。
ベース・ソロ自体、聴くのはほとんど初めてなのでどういったらいいのかわからないが、普通な気がした。(ごめん、適当で)
ジョン・Lのベースソロの後半、イアン・ホーグランド(dr:以下イアン)のシンバルの音が入り、照明が赤赤と照らされた。

復活第1弾アルバム「START FROM THE DARK」からの"FLAMES"だ。
ギターのジョン・N黒のフライングV(!)を手にしていた。りっちぃの席からノーラムは丁度反対側なので表情などは全く見えない。が、彼のギタープレイは今日も冴え渡っている。

ヘヴィな"FLAMES"が終わり、ミック(key)のソロタイム。EUROPEは「静と動」の違いをはっきりと浮き立たせることで、ライヴに「立体的」な魅力を持たせていると思う。

ミックの、スウェーデンの森と湖を想わせる、美しい調べから"SIGN OF THE TIMES"のメロディが紡ぎだされ、曲がはじまった。ジョーイの歌声にも熱がこもっている。

と、ここまでは実は他の会場とほぼ同じだが、ここからが大阪スペシャル(笑)
まず、ジョーイアコギを抱えてステージに登場し、歌い出したのは、"OPEN YOUR HEART"。うゎー、まさかこの曲が演奏されるとは思ってなかった。流石、日本公演最終日。キーボードのミックも美しいメロディで華を添える。1コーラス目で演奏は止まり、続いて「When light goed down…」と"CARRIE"の最初の詞を歌い出すジョーイ
前回もそういえば、アコースティック・キャリーだったなぁ、と思い出した。
ジョーイの歌声は前回と同じ、と言いたかったが前回よりはやや低いかな?とも思う。
コーラスパートでは、「キャーアーリィ、キャーアアリィーー」をしっかり観客に歌わせるジョーイ。これも前回と同じだ(笑)
曲の終盤にドラムスのイアンが位置について、最後のシンバルを鳴らして演奏は終わった。

「ニューアルバム、SECRET SOCIETYからの曲だよ。」
あー、今日来て良かったー!と思えたこの一曲。
私が新譜で一番好きなナンバー、"FOREVER TRAVELLING"のイントロが。きっと私、満面の笑みを浮かべていたと思う。ライヴでは再現するのが難しいのか、演奏は完璧とはいえない。なんだか少〜しアンサンブルが「ズレて」いる。
それでも、好きな曲を生で聴ける喜びには替えられない。
曲中の歌詞「Circling The Sun」で、ジョーイは右手の人差し指を上に向けくるっと輪を描いていたりもした。

ジョーイイアンや他のメンバーになにやら相談している。私、「??」。「大阪のためにスペシャルなことをするよ。」のような事をいい、演奏されたのは…。

"STORMWIND"!!イントロの音に合わせてジョーイは左右に腕を広げその場でぐるぐる回っている。会場は突然のサプライズに大歓声で迎える。この瞬間、来てよかったー!と会場中のファンが思ったに違いない(笑)
コーラスの「ストームウィンド!!」は大合唱!めったに演奏されない曲だったので特に盛り上がった。

ジョーイにより、ベースのジョン・L、ドラムスのイアン、キーボードのミックが紹介され、「Mr.John Norum!!」と最後に紹介されたノーラム
いよいよギターソロタイムの始まりだ。
今回のジョンのソロは前回の来日時より、一際ブルージーになったような気がした。(でも実はあんまり変わってなかったりして(汗))
ソロの終盤、ジョンが後方のメンバーに合図を送り、他のメンバーも入ってアンサンブルになり、演奏されたのは"GIRL FROM LEBANON"。実はこの展開も前回の来日と同じだ。前回は完璧と思ったノーラムのギターソロも、キー・マルセロ(EUROPEの歴代ギタリスト)の一音一音確かめるようなプレイとは全く違うことに改めて気付いたりもした。(今回は予習しすぎたのかも…)

ただいつも演奏されるので、ノーラムもこの曲は好きなのだろうな、と思う。私はかなり低めの音階になったこの曲が少し残念だと思うけど、これが「現在のEUROPE」なのだし、彼らがこうして今も活動していることこそが重要なのだ。

上着を脱いできたジョーイ。次の曲は"START FROM THE DARK"だ。ソロを弾くジョンの横で、ジョーイは手拍子をしたりしている。ノーラムはギターを黒いレスポールに替えている。曲中ずっと青→白→青のサーチライトがメンバーを照らしていた。前回聴いたときより、ずっと演奏がまとまっていた気がした。私もこの曲をライヴで聴くのは結構好きだったりする。

観客に「ウォーウォー!」の掛け声の練習をさせるジョーイ。
いよいよライヴ本編もクライマックス、"YESTERDAY'S NEWS"が演奏される。観客は凄く盛り上がっていたのに、突然途中で演奏がストップした。
「ん、何で?何かトラブル?」と思ったけど、違った。
腕組みをしてステージの真ん中で悠々と観客を見渡すジョーイ
しばらくして、観客の反応に満足したジョーイは再び演奏を開始させる。
曲の最後の方では、ジョーイの歌うメロディに合わせてジョン・Nが同じメロディを弾く、ちょっと変わった趣向で楽しませてくれた。しまいには、ジョーイの声にエコーをかけてまるで「山彦」のように同じパートを2度繰り返したりもした。

ジョーイの歌で、引っ張って引っ張って"YESTERDAY'S NEWS"が終わった。(実はいつ終わるんだろう?と思っていた私)

「ロックロックロックロックロックザナイト!」とジョーイが言い、それを観客にも歌わせると、本編ラストナンバー"ROCK THE NIGHT"の登場だ。

サビは客席にマイクを向け、しっかり観客に歌わせるジョーイ。この歌はホントに楽しい、EUROPEには珍しいパーティーソングだ。前方では赤地に青十字の国旗(何処の??)も振られている。最後はドラムライザーから飛び降りるジョーイのアクションも。

メンバーがステージを去り、アンコールを待つ観客。少し「EUROPEコール」が起こったものの、それはすぐに収まり、メンバーもすぐにステージに戻ってきた。
紫色のライトに照らされるステージ。披露されたのは"GOT TO HAVE FAITH"だ。みんなの反応の良さに、感極まったジョーイから、「オオサカサイコー!」との絶叫が。そうでしょ、そうでしょ、と思う。

WINGS OF TOMORROWのナンバーをやるよ。」 "SCREAM OF ANGER"のヘヴィーなビートが叩き出されると、観客もより一層ヒートアップしてくる。ジョーイをふと見るとどこから持ってきたのかジーンズの右尻ポケットに日の丸の旗を挿し入れている。
"CHEROKEE"は「THE FAINAL COUNTDOWN」からの曲。ジョーイが「CHEROKEE〜」と歌うと、観客が「オー!!」と答える。そうかこういう掛け合いだったのか、とすっかり忘れてたので新鮮だった。

"CHEROKEE"の興奮が冷めぬ中、ステージは再び暗くなり、カッコいいシルエット(ジョン・Lだった)が浮かび上がり、ざわめきの中、あの一度聴いたら忘れられないイントロが。そう、オーラスは勿論"THE FINAL COUNT DOWN"。やっぱりこの曲を聴きにきたファンは多い。凄い盛り上がりだった。
サビの「ファイナルカウントダウンー!!」はみんな声を張り上げて歌っている。もちろん私も。何十年たってもこの曲の輝きは永遠に失われることがない、奇跡の名曲だ。

最後は5人並んでお辞儀をしてご挨拶。ジョーイは「マタアイマショウ!」と心強いメッセージを残しステージを去っていった。


S E T L I S T♪

01. LOVE IS NOT THE ENEMY
02. ALWAYS THE PRETENDERS
03. SUPERSTITIOUS
04. SEVEN DOORS HOTEL
05. LET THE CHILDREN PLAY
06. GATEWAY PLAN
〜BASS SOLO (Player: John Levin)
07. FLAMES
〜KEY BOARD SOLO (Player: Mic Michaeli)
08. SIGN OF THE TIMES
09. OPEN YOUR HEART〜CARRIE (Acoustic Ver.)
10. FOREVER TRAVELLING
11. STORMWIND
〜GUITER SOLO (PLAYER: John Norum)
12. GIRL FROM LEBANON
13. START FROM THE DARK
14. YESTERDAY'S NEWS
15. ROCK THE NIGHT

〜ENCOLE〜
16. GOT TO HAVE FAITH
17. SCREAM OF ANGER
18. CHEROKEE
19. THE FINAL COUNTDOWN


2007年04月26日作成





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